プラチナの需要・供給の変化/プラチナにも投資需要はあるの?

プラチナの需要の変化は?@

プラチナというのは、18世紀中頃に
南米のコロンビアで発見された貴金属であり、
「白金」とも呼ばれます。

 

また、金(ゴールド)や銀と比較すると
プラチナの歴史は浅いことから、
需要の広がりという点ではまだまだといえます。

プラチナの需要の変化は?A

プラチナの主な需要としては、
宝飾品と自動車用の触媒がそのほとんどを占めています。

 

特に10年くらい前までは、
宝飾品需要46%と自動車触媒30%で、
全体のおよそ80%を占める状況にありました。

 

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プラチナの供給面は?

プラチナは、供給量全体のおよそ70%が
南アフリカ共和国で産出されますが、
典型的な寡占化の著しい数少ない貴金属といえます。

 

また、プラチナは絶対的な供給量
そのものが少ないというだけではなく、
生産面においても
寡占化による価格支配が顕著な貴金属といえます。

 

こうした点から考えますと、
マーケットでは常に、
爆発的な上昇力を秘めているともいえそうです。

 

ちなみに、リーマン・ショック前の2008年3月4日には、
それまでの世界経済の安定的な拡大基調の中で、
1トロイオンス=2,308ドルという高値を付けています。

プラチナにも投資需要はあるの?

金(ゴールド)や銀ほどではありませんが、
プラチナも投資需要の側面を徐々に高めつつあります。

 

このような投資需要の増加は、
金(ゴールド)や銀の場合と同じように、

 

2010年1月8日にNY証券取引所に上場された
プラチナ(白金)ETFが
追い風になったことが背景にあります。

 

とはいえ、依然として、プラチナ産出量のおよそ80%が
産出量第1位の南アフリカ共和国、あるいは第2位のロシアに
依存しているという状況にあることから、

 

プラチナ価格は、国際金価格以上に、
南アフリカの政治や経済、社会の影響を
強く受けやすいという側面があります。

金(ゴールド)とプラチナの価格差は?

1980年に国際金価格は
1トロイオンス=875ドルの歴史的高値を付けましたが、
この時期のプラチナ価格は
1トロイオンス=1,045ドルでした。

 

金(ゴールド)とプラチナの
絶対的な供給量の差を考慮すれば、
このときはプラチナ価格の方が
割安感があったといえるのかもしれません。

 

一方、2008年3月には、
世界的なインフレ懸念から、

 

金価格が1トロイオンス=1,033ドルを付けた際の
プラチナ価格は、1トロイオンス=2,308ドルと
大きな格差が生じていましたが、

 

この時点の価格差の方が、
ある意味妥当な格差といえるのかもしれません。

 

これは、世界的なインフレ懸念が台頭した際に
国際金価格が受ける恩恵よりも、

 

インフレ懸念の背景となる世界的な景気拡大から、
自動車触媒の需要増により
プラチナ価格が受ける恩恵の方が大きかったことを表しています。

 

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