金(ゴールド)・プラチナの価格差/リーマン・ショック後のプラチナ需要は?

リーマン・ショックと金(ゴールド)・プラチナの価格差@

2008年秋のリーマン・ショックの際の国際金価格の安値は
1トロイオンス=681ドルでしたが、

 

同時期のプラチナ価格の安値は、1トロイオンス=752ドルと、
国際金価格の下落率をはるかに超える
大幅な下落率となりました。

 

これは、世界的な経済危機が、プラチナ価格の方に
より大きなマイナスの影響を及ぼしたといえます。

リーマン・ショックと金(ゴールド)・プラチナの価格差A

世界経済は、2010年秋には、
順調な回復に転じると見られていましたが、
同年5月に起きたギリシャ・ショック以降は、
一時的に横ばいの状態となりました。

 

そして、世界経済の先行き不安を予見するように、
国際金価格は1,400ドル台、プラチナ価格は1,700台と、
国際金価格の上昇の勢いがより強くなっていきました。

 

これは、言い換えれば、
プラチナ価格が伸び悩んだともいえます。

 

【スポンサーリンク】

リーマン・ショック後のプラチナ需要は?

2009年、世界の自動車需要は、
前年のリーマン・ショックをきっかけとした
世界的な経済危機の影響をもろに受けたことから、
一時は壊滅的ともいえる大きな打撃を受けました。

 

こうした背景により、
自動車触媒に多く用いられているプラチナは、
大幅な需要減を余儀なくさたのです。

 

実際、プラチナ価格は、
ピークからおよそ3分の1の水準まで
下落することとなりました。

2010年秋以降、プラチナ価格が伸び悩んだ理由は?

一般的に、金価格というのは、
世界的な有事や世界的なインフレ懸念の際に、
その効力を発揮するといわれています。

 

しかしながら、金(ゴールド)には、
これ以外にも、多くの個別要因に影響を受ける
という特徴があります。

 

一方、プラチナ価格というのは、
産業用需要の割合が大きいですから、
世界経済が拡大していく際には、
その効力を発揮しますが、

 

反対に、経済危機や景気後退の際には、
金価格以上に下落しやすいという特徴があります。

 

こうした特徴は、
金(ゴールド)やプラチナの先行きを判断する際の
ヒントになりますので、頭に置いておきたいです。

 

【スポンサーリンク】