パラジウムの需要、電気自動車・歯科材料との関係...

パラジウムの需要は今後も伸びていくの?@

金融・経済危機の影響によって、
自動車販売が不振に陥り、
2008年後半から、パラジウム価格は下落しましたが、

 

2009年には持ち直し、
上昇基調にあるといえます。

パラジウムの需要は今後も伸びていくの?A

自動車産業は早晩復活すると思われますし、
プリウスやインサイトなど、
環境対応者がブームとなっていることから考えましても、

 

完成車・部品メーカーは、今後ますます
二酸化炭素削減に取り組まざるをえないでしょう。

 

なので、しばらくの間は、パラジウムの需要も
ますます伸びていくことが予想されます。

 

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新興国のパラジウム需要は?

中国やインドなど
急激にモータリゼーションが進んでいる国でも、
徐々に環境意識が高まっています。

 

よって、近い将来、こうした国々も
パラジウムの確保に熱心に取り組むようになると思われます。

電気自動車とパラジウムの関係は?

まだまだ先の話になると思われますが、
次世代カーといわれる電気自動車の場合には、
電気でモータを回しますので、
排気ガスは全く出ません。

 

つまり、電気自動車が世界中に普及する頃になると、
排ガス触媒としてのパラジウムの需要は減退すると考えられます。

パラジウムのメリットは?

パラジウムというのは、加工しやすいだけでなく、
輝きも美しく、耐蝕性にも優れていますので、
歯科材料や宝飾品としても重宝されています。

 

パラジウム単体の使用というのは稀で、
およそ金(ゴールド)や銀の割金※ととして使用されています。

 

なお、パラジウムは、
プラチナよりもアレルギー反応を抑えることができるので、

 

プラチナや金(ゴールド)の割金として、
指輪やネックレスなど、
直接肌に触れる宝飾品にも用いられています。

 

※割金(わりがね)というのは、合金をつくる際に、
メインとなる金属に混合させる金属のことをいいます。

歯科材料としてのパラジウムとは?

歯科医で用いられる治療用合金(かぶせもの)も
金(ゴールド)、銀、パラジウムの混合物(金銀パラジウム合金)です。

 

これは、プラチナだけではやわらかすぎるので、
10%程度のパラジウムを混ぜて強度を補っているのです。

 

また、パラジウムは、銀のように黒ずむこともありません。

 

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