経常収支・雇用統計とは?

経常収支とはどのような収支ですか?

経常収支というのは、
国と国の間で、
モノやサービスのやり取りが行われた結果生じた
収支(収益と支出)のことをいいます。

 

なお、この経常収支については、
かつては、ドルと円で表示されていましたが、
現在は円表示のみとなっています。

4つの収支とは?

経常収支は、次の4つの収支からなります。

 

■貿易収支
モノの輸出入により生じた収支の集計です。

 

■サービス収支
日本人が外国旅行をしたり、
その旅行先で買い物や食事などをした金額の集計です。

 

これらの金額は、
日本のサービス収支の赤字額として計上されます。

 

■所得収支
日本企業が外国で得た収益から、
日本国内で外国企業などが得た利益を差し引いた金額です。

 

■経常移転収支
ODA(政府開発援助)における医薬品の支給など、
対価を伴わない取引による収支です。

 

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雇用統計とはどのような指標ですか?

雇用統計というのは、失業率など、
雇用に関する統計で、毎月第1金曜日に
労働省労働統計局により発表されます。

 

雇用情勢というのは、個人消費だけでなく
景気動向にも大きく影響することから、
常に注目されています。

 

FXでは、特に
米雇用統計の注目度が高いです。

雇用統計の項目は?

雇用統計には、
失業率と非農業就業者数を中心に、
次のような項目があります。

 

■製造業就業者数 
■小売業就業者数 
■週労働時間
■賃金インフレの状態を示す平均時給...など

 

このうち、特に注目されるのが、
非農業部門就業者数の増減になります。

 

米国では、業績が悪化すれば、
レイオフ(一時帰休)することが多いことから、
日本よりも、就業者数の増減と
景気の連動性が強い傾向にあります。

 

こうした背景もあって、
この数値が事前予想より大幅に改善
あるいは悪化していた場合には、
為替相場が敏感に反応することが多いです。

 

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